スニーカーの雨・雪対策できていますか?
「今年の冬は寒くなるぞ~!」と言われていた割には、2023年に入っても筆者が住む東海地方ではあまり雪も降らず、明るい時間帯には穏やかな気候に恵まれていますが、1月中旬以降から平年の気温を大きく下回り、日本海側の降雪量が多くなる予想というニュースを目にしました。
2月にかけてだんだんと厳しい寒さになり、雪が降る日も多くなるかもしれません。
直近の暖かさに油断して、スニーカーケアが疎かになる…なんてことがないようにしないといけませんね。
すると、雨や雪で気になるのが、やはりスニーカーの防水・撥水対策。
足場の悪い日は、革靴ではなく履き慣れたスニーカーで外出するという人は多いと思います。
そうなると、防水・撥水はもちろんのこと、濡れたスニーカーが乾いた後に汚れがビッシリ!なんてことを避けなければいけません。
今回は、革靴・革製品の手入れに関する情報発信サイト『ShoesLife-シューズライフ-』の記事(https://shoeslife.jp/topics/waterproof04/)を一部引用し、防水スプレーについてのおさらいと、スニーカーにも是非使っていただきたい効果抜群のアイテムをご紹介します!
▼参考記事
1.防水スプレーって絶対必要?
しっかりと油分補給がされており、表面がポリッシュでワックスコーティングされた状態であれば、ある程度の雨・水は弾いてしまうので防水スプレーを振らなくても大丈夫です。
せっかくワックスを使って美しい光沢まで出したのに、最後に防水スプレーをかけることでツヤがくもったり、白くなってしまったりすることがあるからです。
この説明から分かるように、皮革表面を油分たっぷりのクリームやポリッシュでコーティングした革靴であれば、防水スプレーは必須ではないということになります。
では、スニーカーはいかがでしょうか?
一般的に、スニーカーをお手入れする際、靴クリームやポリッシュで光沢が出るほど磨くというのは珍しいです。ましてや、ハイシャイン(鏡面)まで施す人はなかなかいないかと思います。
しかも、スニーカーにはスエードやキャンバスなどの異素材とコンビになっている物も多く、1足丸ごと靴クリームでコーティングするわけにはいきません。
ということで、革靴には必須でない防水スプレーですが、スニーカーには使用した方がいい!という結論となります。
2.スニーカーにはどんな防水スプレーを使用すればいいの?
当サイトでご紹介したスニーカー専用防水スプレー【スニーカープロテクター】はもちろんのこと、基本的には専用でなくとも“様々な素材に使用可能”の物であれば、何を選ばれても構いません。
“様々な素材に使用可能”である理由は、上述した通り、異素材とのコンビになっているスニーカーが多いからです。
しかし、「何を選んでもOK」と言われてしまうと、逆に迷ってしまうのが人間の性。
どうせなら、圧倒的な効果のある物を選びたいですよね。
そこでおすすめなのが、楽天などの公式オンラインストアでも「ちゃんと水を弾いてくれる!」と絶賛レビューが届いているTARRAGOの強力防水スプレー【ハイテックナノプロテクター】です。
ハイテックナノプロテクター
皮革製品、合成皮革や、キャンバス、ゴアテックスなどの通気性のある素材の内部への水の浸入を防ぐ、ナノテクノロジーに基づく防水スプレーです。
公式オンラインストア『ShoesLife Store』
楽天ショップ『Prime Avenue』
Yahoo!ショップ『Prime Avenue』
3.ナノテクノロジーとは?
撥水性能が非常に高いハイテックナノプロテクターは、「ナノテクノロジー」を用いて製造されています。
ナノテクノロジーとは、物質をナノメートルサイズの領域、原子や分子のサイズで制御する技術のことを表します。
ナノメートル(nm)は、10の-9乗メートル=10億分の1メートルというまったく想像もつかないような極小サイズです。
ナノプロテクターはこのナノテクノロジーを使って生成されるインテリジェントポリマーを用いた防水スプレーです。
インテリジェントポリマーとは、一般的な防水スプレーで使用されるフッ化炭素と比べて、撥水効果・防油・防汚効果、定着性などが格段に高められた防水原体(防水スプレーの防水効果を発揮する原料のこと)です。
※安全性について
インテリジェントポリマーがナノサイズなのではなく、インテリジェントポリマーを生成するためにナノ粒子を使用しています。従って、ナノプロテクター自体にはナノサイズの粒子は含まれていないので安心してお使いいただけます。
このナノテクノロジー効果により、表面が撥水性と防汚性でコーティングされ、水や汚れが付着せず、真珠のように流れ落ちていきます。
この現象は「ロータス効果」と呼ばれ、ハスの葉の表面についた水が表面張力によって丸まり、コロコロと踊る姿を見たことはないでしょうか?
あの現象が、スニーカーの表面でも見られるというわけです。
撥水効果は抜群!
コーヒーも弾きます!
4.TARRAGOの防水スプレーは何が違う?
ハイテックナノプロテクターに限らず、TARRAGOやフランスのシューケアブランド・SAPHIRの防水スプレーが他の防水スプレーと異なる点はどこなのでしょうか?
両社の防水スプレーは、欧州の安全基準であるREACH(リーチ)規則に適合しています。
REACH規則とは、「EUにおける『人の健康や環境の保護』と『競争力・技術革新』を目的とした規制」のことで、世界的にも大変厳しい規制とされています。
TARRAGOにおいては、このREACH規則が施行される際に、高水準の防水性能を維持したまま、いち早くこの厳しい規制に適合した商品として話題となりました。
SAPHIRの防水スプレーについては、『ShoesLife』の記事をご参照ください。
▼参考記事
5.防水スプレーの効果的な使い方は?
ここまでで、ハイテックナノプロテクターの素晴らしさを知っていただけたかと思います。
しかし、使い方を間違えると効果を半減する可能性があるので、そうならないためにも上手な防水スプレーの使い方を覚えておきましょう。
■防水スプレーを吹きつけるタイミングは?
防水スプレーが効果を発揮するのは、吹きつけてから30分後と言われています。
玄関を出る直前に吹きつけても、雨が降っていれば定着する前に流れ落ちてしまい効果が半減してしまいます。
効果的に使うため、雨を予測できた日は、なるべく前日までには振っておくと安心ですね。
■スプレーする頻度は?
TARRAGOの防水スプレーは、1回使用すると、雨に濡れることがなければ少なくとも1ヶ月以上は効果が持続します。
雨に濡れたり、ブラッシングなどの日々のお手入れによって徐々に効果が低下していくので、2週間~1ヵ月以内に“追い防水スプレー”をして防水効果を保ちましょう。
■1回に使う防水スプレーの量は?
TARRAGOの防水スプレーは薄くかけても強力に効果を発揮するので、少量ずつを数回に分けて、全体にまんべんなく吹きつけるのがコツです。
吹きつける時、対象に近づけ過ぎると一部分に集中してかかってしまい、全体に行き渡らないだけでなく、溶剤が揮発しきれず、色落ちや表面を傷める原因となってしまうので、吹きつける対象から20~30cmほど離してスプレーするよう注意してください。
TARRAGOの防水スプレーは、スプレーした時に霧がとても細かく吹き出すので、気付かないうちに思いの外しっかりとかかっていて、かけ過ぎてしまう…なんてこともあるかもしれません。
たくさん吹きつけても効果は変わらないですし、色落ちや白濁などのリスクが生じますので、表面にふわっとかかる程度にしてくださいね。
スニーカーにおすすめの防水スプレーと、その効果的な使い方についてお話しました。
ハイテックナノプロテクターは、スニーカー以外にも大切な物を守るために圧倒的な効果を発揮し、雨や雪の日の強い味方となってくれるはずです。
防水スプレーを正しく上手に使いこなして、快適な毎日を送ってくださいね!
公式YouTubeチャンネル『ShoesLife-シューズライフ-』では、TARRAGOの防水スプレーを始め、様々なスニーカーケアにまつわる動画を随時公開中!
ぜひチャンネル登録をお願いします♪