良い物を、長く履くために
昨今、サステナブル(Sustainable)という言葉を当たり前に聞くようになりました。
地球環境の危機的な状況や深刻な経済格差という世界共通の課題を解決するための目標として、消費する資源を減らすことが掲げられています。
サステナブルの前にはミニマリストが注目されたりと、この数年間で随分“必要な物だけしか持たず、無駄な出資をなくす”生き方がベターになってきているなと感じます。
スニーカー市場にも変化の兆しが見え始め、“良い物を長く履く”という意識が根づき始めているそうで、スニーカーブームは一旦落ち着くのではないかという見方が濃厚です。
とはいえ、それはあくまでも新品のスニーカーを買うことを控えるのであり、スニーカーそのものの人気が落ちるわけではありません。
それを象徴するように、Z世代を中心に今や空前の古着ブームが到来中!
“ネオ・ヴィンテージ”というキーワードも誕生し、自分たちが産まれる前の世代に流行ったスニーカーを求める若者たちが話題となっています。
そんなスニーカーブームとか関係なしに、暖かくなりスニーカーを履く機会が増えるという方も多い季節。
それなのに、急な雨や黄砂の飛来で、大切なスニーカーが汚れたりしていませんか?
そこで今回は改めて、タラゴのスニーカーケアシリーズを使ったスニーカーのお手入れ手順をご紹介します。
新しい季節はキレイになったスニーカーを履いて過ごしたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。
特に、白スニーカーの落ちない汚れや、ミッドソールの黄ばみが気になる方は必読です!
ビフォー(お手入れ前)
1.ブラッシング
靴のお手入れのスタートがブラッシングでホコリを落とすのが常識ですが、スニーカーのお手入れも同じです。
タラゴ「スニーカーダストリムーバーブラシ」は、繊維やメッシュなどの小さな穴の中のホコリもしっかり落とせるので、異素材の組み合わせで構成されることの多いスニーカーに最適です。タン周りはホコリが溜まりやすいので忘れずに。
“Dust Remover”の名の通り、スニーカーに付着したホコリやチリを取り除くことに最適なブラシです。
毛足が長くて柔らかいので、スムースレザーや起毛素材、繊維やニット、メッシュなどの小さな穴の中のホコリもしっかり落とせて、あらゆる繊維素材に適しています。
2.汚れ落とし
タラゴ「スニーカークリーナー」をスニーカーに直接スプレーしてもいいですが、水を含ませたスポンジに3回ほどプッシュした方が泡立ちが良いのでおすすめです。
泡立たせながら優しくこすると汚れが落ちていきます。
「スニーカークリーナー」は、ジャガイモ、ココナッツオイルなど、98%植物由来の天然成分をベースにしています。
刺激が少なく革へのダメージが少ないので、汚れが落ちるまで安心してこすることができます。
スニーカークリーナー
スムースレザー、合成皮革、スエード、ヌバック、キャンバス、ビニール、布、ニット、メッシュなど、あらゆる素材に適している、まさに“スニーカーのための”クリーナーです。
無色透明のミストタイプで、スニーカー本来の風合いを損なわず、効果的に汚れを落とします。
ミッドソールの隙間などの細かい箇所は、タラゴ「スニーカートータルブラシ」のコシのあるPET素材の化繊毛でかき出すようにブラッシングすると効果的です。
スニーカートータルブラシ
コシのあるPET素材の化繊毛を使用しているので、スニーカーのすべてのパーツをしっかりとクリーニングするのに最適なブラシです。
スムースレザー、スエード、ヌバック、キャンバス、ニット、メッシュ、シューレースなどのあらゆる素材や、デリケートな繊維の表面にも適しています。
汚れが落ちたら、水を含ませたタオルで泡を拭き取ります。
「スニーカークリーナー」は泡持ちが良いのに泡切れが良く、さっと拭き取ることができるのが使いやすいポイントのひとつ。いつまでもスニーカーがヌルヌルすることもありません。
3.栄養補給
スニーカーの素材がスムースレザーであれば、ツヤのある革を保革するためにタラゴ「スニーカーレスキュー」を塗布します。
もし、合皮やスエード、キャンバス地などの素材あれば次の工程へスキップしてください。
「スニーカーレスキュー」は、約90%が天然成分のアボカドオイルでできているスニーカー専用のコンディショニングミストです。
塗り心地はさっぱりとして速乾性もあるので、使用後はすぐに履くことができます。
スニーカーに革靴用のクリームを塗布してもいいのですが、せっかくであればスニーカー専用のもので効率的にお手入れしたいですよね。
塗布後に5分ほど置いて乾拭きすると、ほんのりとツヤが出た仕上がりとなります。
4.防水
雨の日にも気兼ねなく着用することができるスニーカーに、防水スプレーは欠かせません。
防水スプレーも、スニーカーケアシリーズのタラゴ「スニーカープロテクター」をおすすめします。
「スニーカープロテクター」もまた、ベースは天然成分で環境や人に配慮した優しい処方ですが、様々な素材のスニーカーに使用でき、雨や雪からしっかり守ってくれます。
スニーカーから15cmほど離して全体にまんべんなく吹きかけた後、強い効果を発揮させるために1時間ほど乾燥させてください。
「スニーカープロテクター」に限らず、防水スプレーは定着させないと効果が半減してしまうので、最低でもお出かけの30分前には吹きかけておくことが鉄則です。
5.消臭
ここまで完璧にお手入れをしたのであれば、ライニングまでバッチリ!といきたいところ。
汗をかいた後や、雨で濡れた後に気になるニオイの対策には、タラゴ「スニーカー除菌消臭ミスト」をスプレーしておきましょう。
ちなみに、スニーカーケアシリーズの容器はすべてポンプ式なので、エアゾール式と違い高圧ガスや有機溶剤の配合率が0%で屋内でも安心して使用できます。
パッケージも100%リサイクル可能なアルミボトルで作られており、まさにサステナブルなシリーズなのです。
スニーカーケアシリーズを使ったお手入れはこれで完了です。
ビフォーに比べると白さがよみがえり、かなりキレイになりましたが、ミッドソールのこびりついた黒ずみまでは取り除くことができませんでした。
白スニーカーだとアッパーがキレイになった分、ミッドソールの黒ずみが目立ってしまうので、気になる方はさらにひと手間かけると見違えるほどキレイになります。
さらにひと手間!
それが、タラゴ「スーパーホワイト」です。
愛用されているお客様から高評価を獲得している、タラゴが誇る最強ホワイトナーでミッドソールや、落としきれなかったアッパーの細かい黒ずみを隠すことができます。
スポンジアプリケーターをスニーカーに軽く押しつけるだけで簡単にホワイトニングが可能です。
着色が良いので厚塗りにならず、塗料を塗ったとは思えないほど自然な仕上がりが叶います。
アフター(お手入れ後)
Before
After
気になる部分に塗布したら、あっという間に真っ白なスニーカーによみがえりました!
汚れが目立つのが気になって白スニーカーに挑戦できなかった方も、スニーカーケアシリーズや「スーパーホワイト」というスニーカーの強い味方がいるので安心して履いてください。
2023春夏も、年代問わず白スニーカーは大人気です。
しかも、キレイめに合わせるスタイルがトレンドなので、しっかりお手入れをして白さを持続させてくださいね。