栄養満点!革にもおすすめ○○オイル
これまで、当サイトでは「スニーカーズケア」シリーズを使った基本的なお手入れをご紹介してきました。
スニーカーにはスニーカー専用アイテムを使った方が良い理由や、TARRAGO製品の素晴らしさを知っていただけたのではないでしょうか?
「まだよく分からないよ!」という方は、ぜひ以下の記事を順番にお読みになり、実際に試してみてくださいね。
さて、「スニーカーズケア」シリーズを使ったスニーカーのお手入れもいよいよ終盤となりました。
ご紹介したトピックスの順番が少し前後してしまいますが、リアルレザーのスニーカーをお手入れする際は、“汚れ落とし”と“防水”の間に忘れてはいけない大切な手順があります。
革靴のお手入れをされる人ならピンとくるかと思いますが…、そうです。“栄養補給”です。
皮革製品は人間の肌のように例えられることが多く、慣れていない人は自分の肌と同じように考えると分かりやすいと思います。
朝起きたら洗顔(汚れ落とし)をして、そのままにしておくと乾燥してしまうので保湿ローションを塗りますよね。
その保湿ローションの手順が、皮革製品にも大切なのです。
皮革製品にも“保湿”を!
とはいえ、ビジネスシューズのような革靴に使われる靴クリームをがっつり塗布する必要はありません。
生地が軽くて柔らかく、ラフに履けるスニーカーのお手入れは気持ちもラフでいたいので、ミストタイプの保革剤がおすすめです。
タラゴ スニーカーレスキューは、約90%が天然成分のアボカドオイルでできています。
アボカドといえば、“森のバター”とも呼ばれるほどに栄養価が高く、食べるだけでなくスキンケアとしても人気ですよね。
ビタミンやミネラルが豊富なアボカドをスニーカー専用にTARRAGO独自の処方で開発。塗布するだけでスニーカー表面のひび割れを防ぎ、なめらかに仕上げます。
アボカドをイメージすると意外かもしれませんが、塗り心地はさっぱりとして速乾性もあるので、使用後はすぐに履くことができて便利です。
ところが、さっぱりとしているのに靴クリームを塗布した時のように革の色がワントーン暗くなり、油分が革の奥まで浸透していることが目で見ても分かります。
肌の保湿ローションを選ぶ際、“さっぱり”タイプと“しっとり”タイプがありますよね。
例えるなら、スニーカーレスキューは“さっぱり”タイプ、レザーケアバームのようなローションは“しっとり”タイプに分類され、同じような効果があるけど仕上がりが違うと思っていただければOKです。
保湿ローションを好みで愛用するように、スニーカーの保革も好みによって使い分けていただくのが一番だと思います。
ただ、筆者の個人的な感想としては、ローションよりも塗り伸ばしやすく、少量で済むスニーカーレスキューを推します。
革靴のようにかしこまらず、さっと気になる時に使えることもスニーカーとの相性が抜群です。
ちなみに、高圧ガスで噴射するエアゾール式ではないので、お出かけ前に屋内でシュッと使えます。
こちらのスニーカーレスキューはスムースレザー、ビニール、パテントレザーに使用でき、色を選びません。
一部分だけがパテント(エナメル)になっている異素材で構成されたスニーカーや、オールパテントのスタイリッシュなスニーカーにも使用可能です。
残念ながら、合成皮革、スエード、ヌバック、ナッパレザー(※)には適していません。
これらの素材には、スニーカープロテクターをまんべんなく振りかけて、雨や汚れからのダメージを防いでくださいね。
※本来は羊の革のことをいいますが、最近は牛の革の柔らかいものもナッパレザーといいます。
〔使用方法〕
①スニーカーダストリムーバーで、表面のホコリを取り除きます。
②必要に応じ、スニーカークリーナーなどで汚れを落とします。
③容器をよく振り、スニーカーレスキューを少量布に含ませ、均一に伸ばします。
④5分ほど乾燥させます。
⑤乾いたクロスで拭くとツヤが出ます。
塗布後(写真左)は、塗布前よりも程よい光沢が出て、革もしっとりしました。
スニーカーは、常にホコリや汚れ、傷などの環境ダメージに晒されています。
お気に入りのスニーカーだからこそ、たくさん履くから劣化してしまう…。
そんなジレンマを解消するには、日頃から入念なお手入れが大切ですが、そのためには面倒にならず気軽にできるものに越したことはないです。
他にも様々なスニーカーケアに関する情報をお伝えしているので、ぜひ「スニーカーズケア公式サイト」のブックマークをよろしくお願いします♪