momoco イベント情報【GINZA SIXに登場!花絵師・藤川靖彦氏とトークショー】

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12/4(日)14時より、東京・銀座エリア最大の商業施設『GINZA SIX』5F Saf galleryに、TARRAGOオフィシャルアンバサダーであるmomocoさんが登場します!

TBS系列『情熱大陸』にもご出演された花絵師・藤川靖彦さん(一般社団法人花絵文化協会 代表理事)のトークショーにゲスト出演されるとのことです。

2022年、スペインで開催されたインフィオラータ世界大会で、momocoさんがデザインした“ザトウクジラ”のアートを藤川さんが花絵で表現されました。
なんと今回、GINZA SIXにてそのアートを再現するライブペイントも披露されます!

 

日本ではお写真でしか見ることのできなかった圧巻パフォーマンスを目の前で見られるチャンスです。

ぜひ、お買い物の合間にご堪能ください。

 

■イベント日程

2022年12月2日(金)午前~15時 momocoさんによるライブペイント

2022年12月4日(日)14時~15時 藤川靖彦さんのトークショーへゲスト出演

 

■イベント会場

GINZA SIX 5F Saf gallery

東京都中央区銀座6丁目10-1

 

※インフィオラータ(Infiorata)とは…

道路、広場、建物の床などに、あらかじめ用意したデザインに合わせて花びらを並べ、大きな絵を描く。元々はイタリア国内で開催されていたキリスト教のイベントの装飾であったが、祝福や鎮魂やPRといったイベントの目的に合わせてデザインされる場合もある。(Wikipediaより引用)

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momoco/桂川桃子

「色」をこよなく愛する画家。

大手アパレルブランドのファッションデザイナーとして10年活躍され、華々しく画家へ転身。

デザイナー時代に経験した色のバランスを活かした作品には、常に新しいトレンドや流行色を取り入れ進化し続けるアートを描き、国内外問わず、精力的にアートと向き合い発信を続けている。

2018年には、「Googleが選ぶ日本人アーティスト9人」に選ばれるなど、そのセンスと実力は世界を魅了している。

カスタムだけじゃない!スニーカーペイントの意外な使い方でレザー財布が復活!

スニーカーペイント

あまり知られていない、スニーカーペイントの汎用性

TARRAGOが誇るスニーカーカスタム専用塗料・スニーカーペイント

スニーカー以外にも、バッグや衣料を自分だけのオリジナルアイテムに変身できるアクリル系水性顔料を当サイトでも何度もご紹介してきました。

日頃、絵の具を使うことに不慣れな人でも使い方さえマスターすれば、驚くほどクオリティの高い作品が作れてしまうので、スニーカーカスタムを始めたばかりのビギナーにも大変おすすめなのですが、

実は、使い方次第では、私たちの生活に欠かせない物となるかもしれないマルチプレーヤーなのです。

その理由は、カスタムだけでなく、皮革製品の補修もできてしまうということ!

 

カスタム”と“補修”の違いがよく分からないよ!というお声が聞こえてきそうなので、簡単にご説明すると、

カスタム”は、既存の商品に手を加えて、自分好みのオリジナルな物に作り変えることを意味します。

リメイクやDIYという言葉を使うとイメージがしやすいかもしれません。

 

それに比べ“補修”とは、壊れたり、傷んだりした部分を繕うことを意味します。

リペアやリカラーという言葉が分かりやすいですね。

この似ているようで全く異なる2つの目的を、スニーカーペイントは圧倒的な実力を発揮して叶えてくれる逸材なのです。

皆さんのご自宅にも、傷や色あせの気になる皮革製品はございませんか?

今回は、驚くほど簡単に、新品のような見た目を取り戻す方法をお教えします!


 

このような革小物、ありませんか?

Before/補修前

Before/補修前

LANVIN en Bleuの財布を補修します。

バッグを持ち歩かない持ち主さんが、パンツのお尻ポケットに入れて使用していたため、表面の塗装が擦れて剥げてしまっています。

せっかく綺麗なミントグリーン色なのに、地の革の色が浮き出て汚れているようにも見えてしまいます。


 

コンディショナーを塗布

コンディショナーを塗布

①下処理

 

スニーカーペイントを塗布する前に、塗布面を整えてペイントの定着を高めるコンディショナーで全体を拭き取ります。

汚れだけでなく、もともとお手入れで塗っていたクリームなどが付着していると、スニーカーペイントの定着が悪くなるので、必ず下処理は疎かにせず行いましょう。


 

スニーカーペイント/#805.YEEZY

スニーカーペイント/#805.YEEZY

②スニーカーペイントの色を決める

 

60色以上あるカラーバリエーションの中からピッタリな色を見つけます。

この財布を一目見た時からピンと来ていた#805.イージーですが、実際に比べてみると若干青みが強かったので、ミントグリーンに近づけるため黄みを加えることにしました。

スニーカーペイントは何色合わせてもOKなので、希望の色を無限に作ることができます。

よく「色の作り方が分かりません」というお問い合わせが届きますが、これに関しては「慣れる」しかないかもしれません…。

筆者は色彩検定を取得した経験が今となって少し役立っていますが、それを以てしても色の世界は奥が深すぎて、複雑な色合いを作ることは相当難しいです。

しかし、子供の頃に遊びながら学んだような、赤色+青色=紫色、青色+黄色=緑色くらいの方式を知っていれば、失敗を繰り返しながらいずれは辿り着くことができるので、諦めずにトライしてみてください。

ちなみに、TARRAGO本国の公式サイト・tarrago.comでは、COLOR MIXERSという希望の色を作るために何色と何色を合わせればいいかが一発で分かる何とも便利なツールがあるので、どうしても難しい人は試す価値ありです!

SNEAKERS PAINT MIXERS

SNEAKERS PAINT MIXERS

スニーカーペイント/#114.SOFT YELLOW

スニーカーペイント/#114.SOFT YELLOW

スニーカーペイント/#SOFT YELLOW

ということで、まず#114.ソフトイエローと混ぜてみましたが、緑みが強く出ました。

良い線ですが、もう少しだけマッチングする色を目指して、今度は#750.パステルオレンジと混ぜてみたところ…

スニーカーペイント/#750.PASTEL ORANGE

スニーカーペイント/#750.PASTEL ORANGE

スニーカーペイント/#SOFT YELLOW

想像以上にドンピシャな色を作ることができました!

この複雑な色を2回目で作れたのは上出来です。


 

スニーカーペイント/コーティング・薄め剤で希釈

スニーカーペイント/コーティング・薄め剤で希釈

今回補修する財布が、表面にわざと凸凹するシボ加工が施されているので、スニーカーペイント コーティング・薄め剤で希釈して粘度をさらにサラサラにしました。

そうすることで薄塗りがしやすく、シボを埋めすぎず塗り重ねることができます。

 

この財布には、

#805.イージーが5

#750.パステルオレンジが4

コーティング・薄め剤が1

の割合で調合した色がピッタリとなりました!


 

スニーカーペイント

③塗布

 

筆で塗布していきます。筆の種類は使いやすいものをお選びください。

今回の財布のように面積が小さく、細かい箇所の多い物には、尖っている穂先のみを使って、神経も研ぎ澄ませて丁寧に塗っていきましょう。

Before/塗布前

Before/塗布前

After/塗布後

After/塗布後

ステッチ

ステッチ

ロゴ

ロゴ

自然な表面に仕上げるコツは、ペタペタと刷毛でペンキを塗布するような塗り方ではなく、歯磨きのように小刻みに筆を動かすと、シボに埋まり、筆の跡も残りません。

塗布していくと何度も塗料を筆に取りたくなりますが、スニーカーペイントは非常に伸びが良いので、少量を塗り伸ばすことを意識してみてください。


 

スニーカーペイント

1回塗布しただけではムラがあるので、乾燥させながら塗り重ねます。

乾燥には、ドライヤーの温風を30cmほど離れた場所からかけて、熱で定着を高めます。

温風をかける長さは30秒程度でOKです。あまり熱を加えすぎると、革にダメージがかかってしまうので注意してください。

30cmほど離れた場所からドライヤーの温風をかける

30cmほど離れた場所からドライヤーの温風をかける


 

マットメイカー
マットメイカー

④仕上げ

 

全体に塗り終えたら、色落ちを防ぐため仕上げ剤を塗布します。

お好みで、ツヤの出るグロスメイカーか、ツヤ消しのマットメイカーをお選びください。今回は、マットメイカーにしました。

 

スポンジに少量取った後、ダマのまま塗布すると革の素材によってはムラになってしまうので、指でなじませてから優しく全体に塗布しましょう。

クロスだと繊維が付着する恐れがあるので、スポンジがおすすめです。

マットメイカーを優しく塗布する

マットメイカーを優しく塗布する


 

After/補修後

After/補修後

完成しました!

新品同様に復活して大満足です。

他の塗料ではなかなか実現できないシボをそのまま活かした仕上がりは、薄づきが特長のスニーカーペイントだからこそできるスゴ技です。


 

メリット・デメリット

 

補修に、スニーカーペイントを使用することのメリットは…、

 

・カラーバリエーションが豊富(全68色/2022年11月現在)

黒や白などベーシックな色はもちろんのこと、ビビッドやパステルなど、複雑な色の物でも対応できる色数の多さで、諦めていた傷も復活します。

 

・屈曲や摩擦に強い

柔軟性のあるアクリル系水性顔料は、折り曲げる動作の多い財布やバッグ、衝撃を受けやすいスニーカーに塗布しても、ひび割れがしにくくて丈夫です。

一般的に売られている塗料の中には、乾燥後にパリパリと卵の薄皮のように剥がれてしまうものがありますが、スニーカーペイントはそのようなことは一切なく、塗布面を触っても違和感はゼロ。もちろん、完全に乾いた後は色移りもしません。

 

・ビギナーさんにも使いやすい

サラサラした塗料は、塗り伸ばしやすいのにあまり液垂れもしないので、あまり絵の具を使い慣れていない人でも非常に扱いやすいです。

伸びの悪い塗料だと、何度も塗り重ねることで厚みが出てしまい不自然になったり、筆跡がついてしまったりと補修箇所がバレバレになりますが、スニーカーペイントならどこを補修したのかよく観察しても分からないくらいに自然な仕上がりです。

After/補修後

補修に、スニーカーペイントを使用することのデメリットは…、

 

探しましたが、今のところ見つかりませんでした!

補修してから数日が経過しましたが、持ち主さんいわく何も不便なことはなく、塗装も剥がれていません。

引き続き使用してもらって、何か気付きがあればこちらの記事に追記したいと思います!

 

強いて言うならば、ピッタリの色を見つけることに最初は苦戦するという点です。

1色でマッチングすればいいのですが、今回のように調色が必要だったり、濃淡のある複雑な色合いの補修は難易度がアップします。

まずは、簡単にできそうな物から補修に挑戦し、徐々にスキルアップしてみてくださいね。

 

今回の記事では、スニーカーペイントの補修力についてまとめてみました。

カスタムだけじゃない優秀な塗料なので、ぜひ気になる方はチェックしてみてくださいね!

また、こちらの記事をさらに分かりやすくしたYouTube動画も近日公開予定なので、公式YouTubeチャンネル『ShoesLife-シューズライフ-』のチャンネル登録・ベルマークをオンにして公開をお待ちください♪

▼関連動画はこちら

 

【バカ売れ必至】キャンバススニーカーの黄ばみ・黒ずみ救出劇【NIKE】

【momoco_vol.04】アートとお酒を愛する画家の真骨頂。

momoco

“TARRAGO”の本国公認アンバサダーとして活躍する、色をこよなく愛する画家・momocoのインタビュー第4弾!

前回に引き続き、今回もmomocoさんの“大好きなモノ”をフィーチャーし、その魅力に迫ります!

momocoさんの代表格の意外な行方や、嬉しいニュースも発表するのでお見逃しなく♪

momoco

momoco/桂川桃子

「色」をこよなく愛する画家。

大手アパレルブランドのファッションデザイナーとして10年活躍され、華々しく画家へ転身。

デザイナー時代に経験した色のバランスを活かした作品には、常に新しいトレンドや流行色を取り入れ進化し続けるアートを描き、国内外問わず、精力的にアートと向き合い発信を続けている。

2018年には、「Googleが選ぶ日本人アーティスト9人」に選ばれるなど、そのセンスと実力は世界を魅了している。


マリリン・モンローを描いた作品は今、意外な場所に…

—今までで一番やりがいのあった製作エピソードを教えてください。

「大阪のWBF新大阪スカイタワー(現アパホテル)のアートですね。

かなりの大きさだったし、最上階がすべて私のアートで、1年掛かりで製作したので思い出に残っています。高層ホテルなので夜景がすごく綺麗でした。」

—逆に、今までで一番大変だった製作エピソードを教えてください。

「そうめん専門店・そそそさんからの、おそうめんに絵を描いてほしいという依頼です。

食べ物にボンドを使いたくなかったので、全部お米のジェルでくっつけています。料理家の子に相談した時に、米ジェルというものがあると教えてくれて。

1つ大きいものを作ったんですけど、温度でおそうめんが曲がってきちゃって、実は今その修正を頼まれている最中です。折れちゃうし大変なんですよ。

でも発想がすごく面白くて、私もチャレンジしたいなっていう気持ちが強かったので、大変だったけど楽しかったです。」

そうめん専門店「そそそ」

東京都渋谷区恵比寿西1-4-1

—まさか本物のそうめんに描いているとは思わなかったです!

では、TARRAGOのスニーカーペイントを使った作品では、印象に残っているものはありますか?

 

「マリリン・モンローの絵をスニーカーに描いたんですけど、あの作品はインスタにアップしてから5分で売れました。自分用に作ったので、まさか売れると思わなくて。

あのスニーカーは今、高知県にある岩本寺(※)に実際に飾られています。本堂の天井に絵がいっぱい飾られていて、その中にマリリン・モンローの絵が飾られているんですよ。

日本のお寺なのに天井にマリリン・モンローがいるので、海外でもバズったみたいです。

購入された方が岩本寺に置いてほしいとのことで、そこに私のスニーカーを飾っていただいています。

 

あの絵はTARRAGOのスニーカーペイントじゃないと、あそこまでのクオリティで描けなかったです。

TARRAGOはすごく発色も良いし、なめらかだし、だからこそ、ああいう写実的なものもスニーカーに描けちゃうんだと思います。」

 

※岩本寺

高知県高岡郡四万十町にある真言宗智山派の寺院。四国八十八箇所霊場の第三十七番札所。本堂の天井が、マリリン・モンローを始めとする575枚の板絵に彩られていることでも有名。

—あのマリリン・モンローはインパクトがありましたよね。

momocoさんは女性の絵をよく描かれていますが、何か理由があるんですか?

 

「女性の絵は昔からずっと描いています。男性も描くんですけど、女性の方が圧倒的に多いです。

美しいものを描こうと思うと女性が対象になります。男性のようにゴツゴツしているよりは、なめらかな女性の方が描いていて楽しいので、女性の絵の方が多いかもしれないです。

今後描いてみたい女性は、海で元気よく過ごしているような、リゾート感のある絵が描きたいです。海のない県で育っているので海にめちゃめちゃ憧れがあって。

沖縄にも普通に遊びに行きたい。海の絵を描いたら、沖縄からオファーが来ないかな(笑)。

 

男性の絵といえば、海外の有名人を描いてインスタにアップしたら、そのご本人から連絡が来たことがありました。あれはビックリしました!すごく好きな俳優さんなので本当に嬉しかったです。」


“お酒大好き画家”の真骨頂

—momocoさんといえばリップマークをよく描かれていますが、あの印象的なリップマークは、いつ頃から描かれているんですか?

 

「10年くらい前に、渋谷にあるバーからコースターのデザインをしてほしいという依頼があったんです。ドリンクを飲む場所なので、口がモチーフになるのかなと思って。

あと、女性にたくさん来てほしいコンセプトのバーだったので、女性ってリップマーク好きじゃないですか。なので、描こうと思いました。

アメリカンイーグルさんのイベントでもリップマークは好評でした。デニムに赤のリップがすごく映えました。」

—momocoさんのアートは、カフェやバーに飾ってあっても違和感がないですよね。

 

「私自身がご飯やお酒が大好きなので、食に関係する絵が多いかもしれないですね。

自宅にもカラフルなパイナップルのアートを飾っています。画家になって最初に描いた絵でもあるし、初めての個展で飾ったりもした思い入れのあるアートです。」

—めちゃめちゃ飲んで食べるのに、なんでそんなに細いんですか!?

 

「細くないですよ!運動はハシゴ酒で歩いているくらいなので(笑)。

一時期ジムに通っていたんですけど、ハシゴ酒をしている方が痩せるので、あんまり意味がないと思って辞めました(笑)。

お昼から朝まで飲み続けるので、余裕で10軒くらいはハシゴしますからね。

飲まない日はないです。でも、めちゃめちゃ身体は健康なんですよ。健康診断はずっとA評価です!」

—そんな“お酒大好き画家”のmomocoさんにとっても嬉しいニュースが…!

 

「11月に発売される“MOMO”というお酒を飲む時にピッタリのサプリメントのパッケージデザインを手がけました。

モリンガというスーパーフードを100%使ったサプリメントで、美容にも良いです。

女性がお酒を飲む時に、バッグに男臭いサプリメントが入っていたら嫌じゃないですか(笑)。

なので、バッグに入っていても可愛いデザインに仕上げました。コンビニとかでも売られる予定なので、ぜひ!」

琉球モリンガ【MOMO】

琉球モリンガ【MOMO】


“大好きなモノ”を追求し、アートに変えて世界に発信を続けるmomocoさん。

今後も、さらなる活躍とお酒トークから目が離せません!!

 

カスタム専用塗料はこちら

TARRAGO(タラゴ) スニーカーペイント

スニーカーに色を塗ったり、絵を描いて好みのデザインに仕上げたり、キズや色あせ部分を補色したりすることができます。

顔料濃度が高いため強力な補色力・カバー力があり、湿気や乾燥、摩擦、屈曲等への耐久性に優れています。

公式オンラインストア『ShoesLife Store』

楽天ショップ『Prime Avenue』

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【momoco_vol.03】色をこよなく愛する画家の大好きなモノすべて。

momoco

 

“TARRAGO”の本国公認アンバサダーとして活躍する、色をこよなく愛する画家・momocoのインタビュー第3弾!

今回も、momocoさんと同世代の女性筆者がインタビュアーとなり、画家としての華々しい真髄に迫るはずが…、なぜか恋愛&お酒トークになってしまった楽しい雰囲気をそのままお届けいたします!

momoco

momoco/桂川桃子

「色」をこよなく愛する画家。

大手アパレルブランドのファッションデザイナーとして10年活躍され、華々しく画家へ転身。

デザイナー時代に経験した色のバランスを活かした作品には、常に新しいトレンドや流行色を取り入れ進化し続けるアートを描き、国内外問わず、精力的にアートと向き合い発信を続けている。

2018年には、「Googleが選ぶ日本人アーティスト9人」に選ばれるなど、そのセンスと実力は世界を魅了している。


 

好きだと思ったら、すぐ行動!

—実は筆者、先日momocoさんが壁画を手掛けられた名古屋にあるおでん屋さん(東京おでんラブストーリー)に行ってきました!

店内一面にmomocoさんのアートが描かれていましたが、あのアートは完成までにどれくらいの時間をかけられたんですか?

東京おでんラブストーリー錦三丁目 壁にはmomocoさんのサインが!

東京おでんラブストーリー錦三丁目にて。壁にはmomocoさんのサインが!

東京おでんラブストーリー 錦三丁目

愛知県名古屋市中区錦3-17-19  EXIT NISHIKI south B1F

「あの規模の絵を初めて描いた時は6時間くらいかかったんですけど、描いているうちにどんどん時間が早まって、今は4メートルの規模でも15分くらいで描けます。

ローラーだと柄の部分があるので、結構高い場所まで描けるんですよ。

ローラーの技術は、ローラー1本で描く“さとうたけし”さんという画家の方がいて、1年くらいさとうさんのアシスタントをして技術を学ばせてもらいました。」

—やはり、プロの方から学ばれると違うんですね。

技術もそうですが、画材道具を選ぶポイントもあるんですか?

「なるべく環境に優しい物を使って描くようにしていて、壁画の時は“ピュアペイント”というすべてオーガニックの素材で出来ている、口に入っても大丈夫な絵具を使っています。

壁の塗料として使われているもので、3年間は空気を綺麗にしてくれるという絵具です。

最近、ルーブル美術館もそれに塗り替えているそうですよ。

壁画で使うローラーは、大阪の山喜さんという企業から提供してもらっています。」

—デザインはどういうシーンで考えることが多いんですか?

「デザインを考える時は、だいたい喫茶店に行きます。

デザインを考える時にお酒は一切飲まないです(笑)。お酒を飲む時はお酒に集中しちゃうし、お酒の場で仕事の話はしないので。

よく音楽を聴いたりしますね。ジャズが好きです。大好きすぎて、学生の頃はジャズ喫茶でバイトしていました。

好きな場所に行くと、それが好きな人が集まるじゃないですか。そうすると交流が広がるので、好きだと思ったらすぐ行動しちゃいます。」


不細工で、可愛いものが大好き。

—行動力もmomocoさんの魅力ですよね。最近、美術館とか行かれましたか?

「イッタラ展に行きました。ガラス作品が大好きなんです。

最近見た中で印象に残っているアートだと、色鉛筆で絵を描くアーティストがいて、すごく写実的に素晴らしいので感動しました。その方に憧れて色鉛筆を買ったんですけど、難しくてあんまり上手く描けないですね(笑)。」

—アート以外で、心が揺れ動くものはありますか?

「大嶺かすみさんというぬいぐるみ作家さんの作品がすごく可愛くて大好きなんです。

ちょっと変わった不細工なぬいぐるみを作られている方なんですけど、愛嬌のあるキャラクターが大好きで。

ZIZONE(ジーゾーン)という韓国のキャラクターも不細工で可愛いんですよね。そういうのを見て癒されています。」

画像引用元:https://www.haconiwa-mag.com/creator/2021/11/oominekasumi/ 【WHO’S HOT?】ぬいぐるみ作家/大嶺かすみさん

画像引用元:https://www.haconiwa-mag.com/creator/2021/11/oominekasumi/ 【WHO’S HOT?】ぬいぐるみ作家/大嶺かすみさん

—キャラクターがお好きなのは意外でした!でも、たしかにカラフルなデザインがポップアートのようでmomocoさんっぽいですね。

momocoさんはポップアート以外では、他にはどんなアートがお好きなんですか?

「伊藤若冲(いとう じゃくちゅう)とかも好きです。すごく綺麗な色彩で描かれる昔の画家です。

江戸時代なのに海の中の景色を描いたり、象の絵を描いたり。その時代に海外に行かないと分からないような絵を描いていて、どこまでが想像なのか分からない不思議な絵を描かれている方です。

鳥を描かせたら右に出る者はいないと言われているくらい鳥を描くのがすごく上手。バランス感覚とかが勉強になりますね。」


頭が良い、浮気者…、それを全部まとめるとタコっぽい人だった。

—ご自身が思うmomocoさんの作品の魅力はどこだと思いますか?

「カラフルな色使いと、環境に合わせていく姿勢ですかね。

今だとSDGsとか、もともとそういうものには興味があったので、今後もどんどんやっていきたいと思っています。」

—サステナブルもいち早く取り入れていましたよね。

では、ファンの皆さんはmomocoさんの作品のどこに惹かれていると思いますか?

「『見ていて元気になる』と言ってもらえることが多いです。

シュールな絵を描くことが多いんですけど、そういうところに共感してくれているのかなと思います。男女の裏表を描いたり…。」

—あ、男女といえば、私もmomocoさんの作品でシュールな表現をされているものが大好きです。避妊具が描かれているものとか。

「あの作品は私もすごく好きですね。

他には、“私の彼氏はタコだった”という作品がやっぱり人気です。自分でも好きな作品だし、好きと言ってもらえることも多いです。

あのアートには色々な意味合いがあって…。タコ自体が、実は頭がめちゃめちゃ良いことが最近の科学で分かってきたらしくて、足が8本のうち1本が生殖器だったり、脳みそが何個もあったり。

過去にお付き合いした中でそういう人もいたなって。頭が良いとか、浮気者とか…、それを全部まとめるとタコっぽい人だったなと。」

—男性をタコに例えるのって珍しいですよね。猫っぽいとか、熊っぽいはよく聞きますけど。

ちなみに、momocoさんはどんな男性がタイプなんですか?

 

「真面目な遊び人が好きです。見た目が真面目なんだけど、裏でめちゃめちゃ遊んでいるみたいな人に惹かれちゃうんです。うまくいかないパターンですよね(笑)。

見た目は、俳優の豊川悦治さんが大好きです。背が高くて渋い人が好みです。」

—トヨエツは、イメージ通りです!(笑)


 

momocoさんの“大好き”が見えてきましたが、今回はここまで。

次回は、スニーカーペイントで描いたあの作品の意外な行方や、momocoさんからの嬉しいニュースまで飛び出します!

スニーカーズケア公式サイト」をブックマークして更新されるのを楽しみに待っていてくださいね♪

 

カスタム専用塗料はこちら

TARRAGO(タラゴ) スニーカーペイント

スニーカーに色を塗ったり、絵を描いて好みのデザインに仕上げたり、キズや色あせ部分を補色したりすることができます。

顔料濃度が高いため強力な補色力・カバー力があり、湿気や乾燥、摩擦、屈曲等への耐久性に優れています。

公式オンラインストア『ShoesLife Store』

楽天ショップ『Prime Avenue』

Yahoo!ショップ『Prime Avenue』

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