momoco イベント情報【GINZA SIXに登場!花絵師・藤川靖彦氏とトークショー】

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12/4(日)14時より、東京・銀座エリア最大の商業施設『GINZA SIX』5F Saf galleryに、TARRAGOオフィシャルアンバサダーであるmomocoさんが登場します!

TBS系列『情熱大陸』にもご出演された花絵師・藤川靖彦さん(一般社団法人花絵文化協会 代表理事)のトークショーにゲスト出演されるとのことです。

2022年、スペインで開催されたインフィオラータ世界大会で、momocoさんがデザインした“ザトウクジラ”のアートを藤川さんが花絵で表現されました。
なんと今回、GINZA SIXにてそのアートを再現するライブペイントも披露されます!

 

日本ではお写真でしか見ることのできなかった圧巻パフォーマンスを目の前で見られるチャンスです。

ぜひ、お買い物の合間にご堪能ください。

 

■イベント日程

2022年12月2日(金)午前~15時 momocoさんによるライブペイント

2022年12月4日(日)14時~15時 藤川靖彦さんのトークショーへゲスト出演

 

■イベント会場

GINZA SIX 5F Saf gallery

東京都中央区銀座6丁目10-1

 

※インフィオラータ(Infiorata)とは…

道路、広場、建物の床などに、あらかじめ用意したデザインに合わせて花びらを並べ、大きな絵を描く。元々はイタリア国内で開催されていたキリスト教のイベントの装飾であったが、祝福や鎮魂やPRといったイベントの目的に合わせてデザインされる場合もある。(Wikipediaより引用)

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momoco/桂川桃子

「色」をこよなく愛する画家。

大手アパレルブランドのファッションデザイナーとして10年活躍され、華々しく画家へ転身。

デザイナー時代に経験した色のバランスを活かした作品には、常に新しいトレンドや流行色を取り入れ進化し続けるアートを描き、国内外問わず、精力的にアートと向き合い発信を続けている。

2018年には、「Googleが選ぶ日本人アーティスト9人」に選ばれるなど、そのセンスと実力は世界を魅了している。

【momoco_vol.04】アートとお酒を愛する画家の真骨頂。

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“TARRAGO”の本国公認アンバサダーとして活躍する、色をこよなく愛する画家・momocoのインタビュー第4弾!

前回に引き続き、今回もmomocoさんの“大好きなモノ”をフィーチャーし、その魅力に迫ります!

momocoさんの代表格の意外な行方や、嬉しいニュースも発表するのでお見逃しなく♪

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momoco/桂川桃子

「色」をこよなく愛する画家。

大手アパレルブランドのファッションデザイナーとして10年活躍され、華々しく画家へ転身。

デザイナー時代に経験した色のバランスを活かした作品には、常に新しいトレンドや流行色を取り入れ進化し続けるアートを描き、国内外問わず、精力的にアートと向き合い発信を続けている。

2018年には、「Googleが選ぶ日本人アーティスト9人」に選ばれるなど、そのセンスと実力は世界を魅了している。


マリリン・モンローを描いた作品は今、意外な場所に…

—今までで一番やりがいのあった製作エピソードを教えてください。

「大阪のWBF新大阪スカイタワー(現アパホテル)のアートですね。

かなりの大きさだったし、最上階がすべて私のアートで、1年掛かりで製作したので思い出に残っています。高層ホテルなので夜景がすごく綺麗でした。」

—逆に、今までで一番大変だった製作エピソードを教えてください。

「そうめん専門店・そそそさんからの、おそうめんに絵を描いてほしいという依頼です。

食べ物にボンドを使いたくなかったので、全部お米のジェルでくっつけています。料理家の子に相談した時に、米ジェルというものがあると教えてくれて。

1つ大きいものを作ったんですけど、温度でおそうめんが曲がってきちゃって、実は今その修正を頼まれている最中です。折れちゃうし大変なんですよ。

でも発想がすごく面白くて、私もチャレンジしたいなっていう気持ちが強かったので、大変だったけど楽しかったです。」

そうめん専門店「そそそ」

東京都渋谷区恵比寿西1-4-1

—まさか本物のそうめんに描いているとは思わなかったです!

では、TARRAGOのスニーカーペイントを使った作品では、印象に残っているものはありますか?

 

「マリリン・モンローの絵をスニーカーに描いたんですけど、あの作品はインスタにアップしてから5分で売れました。自分用に作ったので、まさか売れると思わなくて。

あのスニーカーは今、高知県にある岩本寺(※)に実際に飾られています。本堂の天井に絵がいっぱい飾られていて、その中にマリリン・モンローの絵が飾られているんですよ。

日本のお寺なのに天井にマリリン・モンローがいるので、海外でもバズったみたいです。

購入された方が岩本寺に置いてほしいとのことで、そこに私のスニーカーを飾っていただいています。

 

あの絵はTARRAGOのスニーカーペイントじゃないと、あそこまでのクオリティで描けなかったです。

TARRAGOはすごく発色も良いし、なめらかだし、だからこそ、ああいう写実的なものもスニーカーに描けちゃうんだと思います。」

 

※岩本寺

高知県高岡郡四万十町にある真言宗智山派の寺院。四国八十八箇所霊場の第三十七番札所。本堂の天井が、マリリン・モンローを始めとする575枚の板絵に彩られていることでも有名。

—あのマリリン・モンローはインパクトがありましたよね。

momocoさんは女性の絵をよく描かれていますが、何か理由があるんですか?

 

「女性の絵は昔からずっと描いています。男性も描くんですけど、女性の方が圧倒的に多いです。

美しいものを描こうと思うと女性が対象になります。男性のようにゴツゴツしているよりは、なめらかな女性の方が描いていて楽しいので、女性の絵の方が多いかもしれないです。

今後描いてみたい女性は、海で元気よく過ごしているような、リゾート感のある絵が描きたいです。海のない県で育っているので海にめちゃめちゃ憧れがあって。

沖縄にも普通に遊びに行きたい。海の絵を描いたら、沖縄からオファーが来ないかな(笑)。

 

男性の絵といえば、海外の有名人を描いてインスタにアップしたら、そのご本人から連絡が来たことがありました。あれはビックリしました!すごく好きな俳優さんなので本当に嬉しかったです。」


“お酒大好き画家”の真骨頂

—momocoさんといえばリップマークをよく描かれていますが、あの印象的なリップマークは、いつ頃から描かれているんですか?

 

「10年くらい前に、渋谷にあるバーからコースターのデザインをしてほしいという依頼があったんです。ドリンクを飲む場所なので、口がモチーフになるのかなと思って。

あと、女性にたくさん来てほしいコンセプトのバーだったので、女性ってリップマーク好きじゃないですか。なので、描こうと思いました。

アメリカンイーグルさんのイベントでもリップマークは好評でした。デニムに赤のリップがすごく映えました。」

—momocoさんのアートは、カフェやバーに飾ってあっても違和感がないですよね。

 

「私自身がご飯やお酒が大好きなので、食に関係する絵が多いかもしれないですね。

自宅にもカラフルなパイナップルのアートを飾っています。画家になって最初に描いた絵でもあるし、初めての個展で飾ったりもした思い入れのあるアートです。」

—めちゃめちゃ飲んで食べるのに、なんでそんなに細いんですか!?

 

「細くないですよ!運動はハシゴ酒で歩いているくらいなので(笑)。

一時期ジムに通っていたんですけど、ハシゴ酒をしている方が痩せるので、あんまり意味がないと思って辞めました(笑)。

お昼から朝まで飲み続けるので、余裕で10軒くらいはハシゴしますからね。

飲まない日はないです。でも、めちゃめちゃ身体は健康なんですよ。健康診断はずっとA評価です!」

—そんな“お酒大好き画家”のmomocoさんにとっても嬉しいニュースが…!

 

「11月に発売される“MOMO”というお酒を飲む時にピッタリのサプリメントのパッケージデザインを手がけました。

モリンガというスーパーフードを100%使ったサプリメントで、美容にも良いです。

女性がお酒を飲む時に、バッグに男臭いサプリメントが入っていたら嫌じゃないですか(笑)。

なので、バッグに入っていても可愛いデザインに仕上げました。コンビニとかでも売られる予定なので、ぜひ!」

琉球モリンガ【MOMO】

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“大好きなモノ”を追求し、アートに変えて世界に発信を続けるmomocoさん。

今後も、さらなる活躍とお酒トークから目が離せません!!

 

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TARRAGO(タラゴ) スニーカーペイント

スニーカーに色を塗ったり、絵を描いて好みのデザインに仕上げたり、キズや色あせ部分を補色したりすることができます。

顔料濃度が高いため強力な補色力・カバー力があり、湿気や乾燥、摩擦、屈曲等への耐久性に優れています。

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【momoco_vol.03】色をこよなく愛する画家の大好きなモノすべて。

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“TARRAGO”の本国公認アンバサダーとして活躍する、色をこよなく愛する画家・momocoのインタビュー第3弾!

今回も、momocoさんと同世代の女性筆者がインタビュアーとなり、画家としての華々しい真髄に迫るはずが…、なぜか恋愛&お酒トークになってしまった楽しい雰囲気をそのままお届けいたします!

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momoco/桂川桃子

「色」をこよなく愛する画家。

大手アパレルブランドのファッションデザイナーとして10年活躍され、華々しく画家へ転身。

デザイナー時代に経験した色のバランスを活かした作品には、常に新しいトレンドや流行色を取り入れ進化し続けるアートを描き、国内外問わず、精力的にアートと向き合い発信を続けている。

2018年には、「Googleが選ぶ日本人アーティスト9人」に選ばれるなど、そのセンスと実力は世界を魅了している。


 

好きだと思ったら、すぐ行動!

—実は筆者、先日momocoさんが壁画を手掛けられた名古屋にあるおでん屋さん(東京おでんラブストーリー)に行ってきました!

店内一面にmomocoさんのアートが描かれていましたが、あのアートは完成までにどれくらいの時間をかけられたんですか?

東京おでんラブストーリー錦三丁目 壁にはmomocoさんのサインが!

東京おでんラブストーリー錦三丁目にて。壁にはmomocoさんのサインが!

東京おでんラブストーリー 錦三丁目

愛知県名古屋市中区錦3-17-19  EXIT NISHIKI south B1F

「あの規模の絵を初めて描いた時は6時間くらいかかったんですけど、描いているうちにどんどん時間が早まって、今は4メートルの規模でも15分くらいで描けます。

ローラーだと柄の部分があるので、結構高い場所まで描けるんですよ。

ローラーの技術は、ローラー1本で描く“さとうたけし”さんという画家の方がいて、1年くらいさとうさんのアシスタントをして技術を学ばせてもらいました。」

—やはり、プロの方から学ばれると違うんですね。

技術もそうですが、画材道具を選ぶポイントもあるんですか?

「なるべく環境に優しい物を使って描くようにしていて、壁画の時は“ピュアペイント”というすべてオーガニックの素材で出来ている、口に入っても大丈夫な絵具を使っています。

壁の塗料として使われているもので、3年間は空気を綺麗にしてくれるという絵具です。

最近、ルーブル美術館もそれに塗り替えているそうですよ。

壁画で使うローラーは、大阪の山喜さんという企業から提供してもらっています。」

—デザインはどういうシーンで考えることが多いんですか?

「デザインを考える時は、だいたい喫茶店に行きます。

デザインを考える時にお酒は一切飲まないです(笑)。お酒を飲む時はお酒に集中しちゃうし、お酒の場で仕事の話はしないので。

よく音楽を聴いたりしますね。ジャズが好きです。大好きすぎて、学生の頃はジャズ喫茶でバイトしていました。

好きな場所に行くと、それが好きな人が集まるじゃないですか。そうすると交流が広がるので、好きだと思ったらすぐ行動しちゃいます。」


不細工で、可愛いものが大好き。

—行動力もmomocoさんの魅力ですよね。最近、美術館とか行かれましたか?

「イッタラ展に行きました。ガラス作品が大好きなんです。

最近見た中で印象に残っているアートだと、色鉛筆で絵を描くアーティストがいて、すごく写実的に素晴らしいので感動しました。その方に憧れて色鉛筆を買ったんですけど、難しくてあんまり上手く描けないですね(笑)。」

—アート以外で、心が揺れ動くものはありますか?

「大嶺かすみさんというぬいぐるみ作家さんの作品がすごく可愛くて大好きなんです。

ちょっと変わった不細工なぬいぐるみを作られている方なんですけど、愛嬌のあるキャラクターが大好きで。

ZIZONE(ジーゾーン)という韓国のキャラクターも不細工で可愛いんですよね。そういうのを見て癒されています。」

画像引用元:https://www.haconiwa-mag.com/creator/2021/11/oominekasumi/ 【WHO’S HOT?】ぬいぐるみ作家/大嶺かすみさん

画像引用元:https://www.haconiwa-mag.com/creator/2021/11/oominekasumi/ 【WHO’S HOT?】ぬいぐるみ作家/大嶺かすみさん

—キャラクターがお好きなのは意外でした!でも、たしかにカラフルなデザインがポップアートのようでmomocoさんっぽいですね。

momocoさんはポップアート以外では、他にはどんなアートがお好きなんですか?

「伊藤若冲(いとう じゃくちゅう)とかも好きです。すごく綺麗な色彩で描かれる昔の画家です。

江戸時代なのに海の中の景色を描いたり、象の絵を描いたり。その時代に海外に行かないと分からないような絵を描いていて、どこまでが想像なのか分からない不思議な絵を描かれている方です。

鳥を描かせたら右に出る者はいないと言われているくらい鳥を描くのがすごく上手。バランス感覚とかが勉強になりますね。」


頭が良い、浮気者…、それを全部まとめるとタコっぽい人だった。

—ご自身が思うmomocoさんの作品の魅力はどこだと思いますか?

「カラフルな色使いと、環境に合わせていく姿勢ですかね。

今だとSDGsとか、もともとそういうものには興味があったので、今後もどんどんやっていきたいと思っています。」

—サステナブルもいち早く取り入れていましたよね。

では、ファンの皆さんはmomocoさんの作品のどこに惹かれていると思いますか?

「『見ていて元気になる』と言ってもらえることが多いです。

シュールな絵を描くことが多いんですけど、そういうところに共感してくれているのかなと思います。男女の裏表を描いたり…。」

—あ、男女といえば、私もmomocoさんの作品でシュールな表現をされているものが大好きです。避妊具が描かれているものとか。

「あの作品は私もすごく好きですね。

他には、“私の彼氏はタコだった”という作品がやっぱり人気です。自分でも好きな作品だし、好きと言ってもらえることも多いです。

あのアートには色々な意味合いがあって…。タコ自体が、実は頭がめちゃめちゃ良いことが最近の科学で分かってきたらしくて、足が8本のうち1本が生殖器だったり、脳みそが何個もあったり。

過去にお付き合いした中でそういう人もいたなって。頭が良いとか、浮気者とか…、それを全部まとめるとタコっぽい人だったなと。」

—男性をタコに例えるのって珍しいですよね。猫っぽいとか、熊っぽいはよく聞きますけど。

ちなみに、momocoさんはどんな男性がタイプなんですか?

 

「真面目な遊び人が好きです。見た目が真面目なんだけど、裏でめちゃめちゃ遊んでいるみたいな人に惹かれちゃうんです。うまくいかないパターンですよね(笑)。

見た目は、俳優の豊川悦治さんが大好きです。背が高くて渋い人が好みです。」

—トヨエツは、イメージ通りです!(笑)


 

momocoさんの“大好き”が見えてきましたが、今回はここまで。

次回は、スニーカーペイントで描いたあの作品の意外な行方や、momocoさんからの嬉しいニュースまで飛び出します!

スニーカーズケア公式サイト」をブックマークして更新されるのを楽しみに待っていてくださいね♪

 

カスタム専用塗料はこちら

TARRAGO(タラゴ) スニーカーペイント

スニーカーに色を塗ったり、絵を描いて好みのデザインに仕上げたり、キズや色あせ部分を補色したりすることができます。

顔料濃度が高いため強力な補色力・カバー力があり、湿気や乾燥、摩擦、屈曲等への耐久性に優れています。

公式オンラインストア『ShoesLife Store』

楽天ショップ『Prime Avenue』

Yahoo!ショップ『Prime Avenue』

【momoco_vol.02】先生とTARRAGOとの出会いで変わったアート人生

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TARRAGOオフィシャルアンバサダー・momoco

TARRAGO【スニーカーペイント】を独自のパフォーマンスで使いこなす日本人アンバサダー達のさらなる魅力を探るため、「Sneakerscare」公式サイトが直撃インタビューを遂行するこの企画!

 

前回に引き続き、今回もmomocoさんと同世代である筆者との“女子トーク”の雰囲気そのままに(?)、世界で活躍する女性ペイントアーティストの魅力をたっぷりお届けします。

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momoco/桂川桃子

「色」をこよなく愛する画家。

大手アパレルブランドのファッションデザイナーとして10年活躍され、華々しく画家へ転身。

デザイナー時代に経験した色のバランスを活かした作品には、常に新しいトレンドや流行色を取り入れ進化し続けるアートを描き、国内外問わず、精力的にアートと向き合い発信を続けている。

2018年には、「Googleが選ぶ日本人アーティスト9人」に選ばれるなど、そのセンスと実力は世界を魅了している。


 

ある大先生のおかげで、絵を諦めたらいけないなと思えました。

 

—影響を受けた画家は誰ですか?

「1人はサルバドール・ダリ、もう1人がパブロ・ピカソです。

この2人の共通点は、生きているうちに売れているアーティストというところです。戦略的な生き方が好きで。

やっぱり稼ぐことによって、やりたいことをずっとやり続けられる。それってすごく大事なことだと思うんです。描きたい絵を描くためには、売れないと続けることができないですもん。

あとは、私が売れた方がその絵の価値が上がるので、私の絵を好きで買ってくれた人達のためでもあります。

買ってくれた人達の感想や反応も知りたい。だから、ライブペイントが好きなんですよね。

直にお客様の気持ちが伝わるし、私は人がすごく好きなので、言葉のキャッチボールをしながら、満足していただける物を私が作れたらいいなと、いつも思っています。

 

ダリは絵だけでなく、家具や香水もデザインしているんです。そういう面もすごく憧れています。

私はファッションも好きだし、アートだけの縛りではなくて、それこそTARRAGOのスニーカーペイントを使って靴に絵を描くのも好きですし。

ピカソはすごくモテる人だったらしくて。浮気がバレて、本命の奥さんが泣いちゃった時に、泣いている絵を描いてその場で渡したというエピソードがあって。それで、泣いている絵が多いらしいです。

喧嘩するのではなくて、アートで仲直りするというのが面白いからすごく好きなんですよね。」

—私はそんな男性は嫌だなぁ(笑)。偉人以外で、身近な人の存在も影響されましたか?

「ファッションの専門学校にいたおじいちゃん先生。

その先生の授業で、私ずっと寝てたんですよ。でもある時、絵を描く授業で私の絵を褒めてくれたんです。しかも、その時に褒めてくれたのは絵ではなくて私のパレット。パレットの色彩がすごく綺麗だと褒めてくれて。

パレットは洗っていなかったから汚いはずなのに、先生いわく、色の配色がすごく綺麗だったらしくて。

20種類の色見本が並んでいて、『この色を作るには、何色と何色を混ぜたらいいか』という授業だった。

自分で言うのも何ですが、私めちゃめちゃ得意なんです。1時間かけてやる授業を15分で終わらせてしまったので、暇になって寝てたんです。その時にパレットを見られて『めちゃめちゃ綺麗だな』と。

 

そのおじいちゃん先生とは色々な出会いがそこからスタートするんですけど、その先生が『君は絵が好きだからコンクールに応募した方が良い』とアドバイスをしてくれて、それがきっかけでファッションの学校に通いながら、また絵を描き始めたんです。

あとから知ったんですけど、その先生は日本で有数の画家・山村國晶先生だった。今でも現役で活躍されているめちゃめちゃ有名な画家さんで、しかも、そのコンクールの審査員だったんですよ。

美大の学生達が応募するコンクールで、私がなぜか入選して。もしかしたら、先生が一票入れてくれたのかな(笑)。

その先生のおかげで、絵を諦めたらいけないなと思えました。」

—TARRAGOつながりで、同じくアンバサダーのcozy.westさんが絶対色彩を持っていて、「これとこれを合わせたら何色になる」という仕組みが瞬時に分かるそうです。

「それ、私もです!絵を描いているか、描いていないかの違いだと思います。

壁画でも塗る時に絵具を混ぜるんですけど、塗料自体、色数がすごく少ないので、毎回混ぜて自分の好きな色を作っています。

 

私、実は小指の長さが全然違うんですよ。利き手の右が5mmくらい短いんです。小指以外も筆を持ちすぎて変形していて。

これ、成長期にずっと絵を描いていたから潰れてしまって。それくらいずっと絵を描いていました。」


 

TARRAGOのスニーカーペイントと出逢い、アートの幅が広がりました。

 

そんなmomocoさんとTARRAGOの出逢いは、2018年まで遡ります。

どのようにして、TARRAGOのスニーカーペイントを知っていただいたんですか?

「靴に絵を描いてくれないかと依頼がありました。だけど、普通の絵具で描いても絶対落ちてしまうし、もともとアパレルをやっていたのでクレームになることがすごく嫌だったんです。

『すごく気に入っていたのに落ちてしまった』と言われたら、自分も描いていて辛いので、靴に描ける絵具を色んな人に聞いたりしてずっと探していました。

そこで、靴職人の方から『良い絵具があるよ』と教えてもらって。

 

初めて使った時は感動でしたね。伸びがすごく良くて、なんて滑らかなんだろうと。どの絵具よりもTARRAGOのスニーカーペイントは乾くのが速くて、伸びが良いと思います。

他のメーカーの塗料も使ったことありますけど、お世辞じゃなく、TARRAGOが断トツですごいと思います。

発色もすごく良い。黒地の上に他の色で描こうとしても色が上手く乗らないんですよ。なのに、TARRAGOは一発でバシッと決まる。2度塗りしなくてもいいくらいに発色が良い。時短にもなるので、すごく気に入っています。」

—スニーカーの依頼も徐々に増え始めたとか?

「2019年に開催された“Oh!巴里祭”に招かれた際、カスタマイズレザースニーカーのオーダーも承りました。

それがきっかけで、TARRAGOのスニーカーペイントで色々なものを描かせてもらって、アートの幅が広がりました。」

「その後、TARRAGOと共同で参加した“ブーツフェスティバル”では、バイク(ハーレー・ダビッドソン)に描いてほしいと依頼があり。

バイクに描かせていただいたお客様は、ずっとリピートで依頼してくれています。描き直すわけでなく、タトゥーのようにどんどん柄が増えていっている状態で。

数台並んでいると自分のバイクがどれか分からなくなっちゃうけど、絵が描いてあると分かりやすくて、より愛着も沸くって仰ってました。

ハーレーに描くなんて…、最初はすごく緊張しました。お客様の見た目もすごくワイルドなので(笑)。ブーツフェスではドキドキしながら描いていました。」

 


 

わざとTARRAGOで描いたレザーを手でグシャッと!

 

—様々な物をキャンバスにしているmomocoさんだからこそ聞きたいのですが、TARRAGOのスニーカーペイントは、絵画用の絵具と何が違うんですか?

「まず、色数がTARRAGOの方が多いです。私は色を混ぜて作るのが好きなので、24色セットしか買わないというのもありますが。TARRAGOは何色もあるので、色を選ぶのが楽です。

使い心地も、TARRAGOの方が滑らかです。絵画用は水と混ぜて描くんですけど、TARRAGOは水と混ぜなくても滑らかでそのまま描けるのがすごく良いです。

Louis Vuittonの革に描いた時もすごく緊張したんですけど、レザーとの相性が抜群に良いですよね。

私、お客様にもお見せするんですけど、わざとTARRAGOで描いたレザーを手でグシャッと丸めるんですよ。それでもTARRAGOはひび割れしない。キックバックで付いてきてくれるというか。

他のメーカーのものだとひび割れしてしまうので、そこもまったく違うところです。」

—本当にその通りですよね。素人の私でも、それを実感できるくらいに使いやすいですが、プロならではの使い方があれば教えてほしいです!

「塗り方のポイントは、薄い色から塗り始めて、最後に暗い色で締めると上手に塗ることができます。

TARRAGOは少量ですごく伸びるので、厚塗りせずに薄く伸ばしてください。少量で済むので、私は容器に出さずに蓋の裏についた塗料をそのまま使っています。

 

色を作る時は、大きな括りの色を2色混ぜて、そのあと微調節していくとやりやすいと思います。

例えば、紫色を作りたい時は赤と青を混ぜるじゃないですか。まず、その紫を作って、そこから薄い紫なのか濃い紫なのかによって混ぜる量が変わってきます。薄い紫であれば白だし、濃い紫であれば黒を入れるのか青を足すのか。

よくあるのが、混ぜていくとどんどん量が増えていくこと。あれはすごく勿体ないので、容器に数滴だけ垂らして、ちょっとずつ少量を混ぜることから始めるといいです。」


 

今季注目のカラーは…

 

—色をこよなく愛するmomocoさんから、こんな耳寄り情報が…。

「今年の秋冬はベリー系の色が流行るらしいですよ。スニーカーにワンポイントで入れるのも面白いかと思います。私はベリー系のコートが欲しいなぁ。」

—さすが、トレンドカラーの情報もすぐさまキャッチしてアートに活かされているんですね!

momocoさんにオーダーされる際は、流行りのファッションを相談しても楽しいかもしれませんね。

PANTONE® 17-3938 Very Peri

ベリーカラーのスニーカー

 

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